— ただ、戻っていくための場所 —
Resonance Lab は、
心や思考を整えるための場所ではありません。
また、
何かを理解したり、
新しい考え方を学ぶための場でもありません。
この場で起きているのは、
神経のレベルでの「共鳴」です。
人は、
考えや感情よりも先に、
神経で世界を感じています。
安心しているときの呼吸、
力が抜けているときの身体、
理由は分からなくても
「大丈夫」と感じられる状態。
Resonance Labo では、
そうした状態が
声・沈黙・空気感を通して自然に起きていきます。
ここで行われているのは、
指導でも、
分析でも、
問題解決でもありません。
言葉は使われますが、
それは説明のためではなく、
神経が共鳴するための"媒介"として使われます。
そのため、
分かろうとしなくても、
理解できなくても、
何かが先に緩むことがあります。
近年では、
心拍変動(HRV)などの指標からも、
この場に触れたあとに
神経の緊張が下がる変化が観測されています。
けれど、
Resonance Labo は
数値を目的とした場ではありません。
数値は、あとから静かに付いてくるもの
と考えています。
この場では、
「良くなろう」としなくても大丈夫です。
何かを手放そうとしなくても、
変わろうとしなくてもいい。
触れ続ける中で、
必要のなくなった力が、
自然に抜けていきます。
Resonance Labo が大切にしているのは、
"在り方そのものが整っている場"です。
その場に触れることで、
日常に戻ったあとも、
少し呼吸が深くなったり、
無理のない選択が増えていったり。
そんな変化が、
それぞれの生活の中で
静かに続いていきます。
Resonance Labo は、
誰かを変えるための場所ではありません。
戻るための場所。
そして、
その感覚を
日常の中に持ち帰っていくための場です。

(大和田菜穂)
大和田菜穂は、
声と在り方を通して
神経に働きかける活動を行っています。
教えることや導くことではなく、
触れることで整っていく場を
静かに保ち続けています。
長年、
ノンデュアリティや在り方を
言葉にせず伝える活動を続ける中で、
人が変化する前に
神経が先に反応することを
数多く体感してきました。
近年では、
心拍変動(HRV)などの指標からも、
声や場に触れたあとの
神経の緊張低下が観測されています。
しかし、
数値や理論を目的にすることはありません。
大切にしているのは、
日常の中で無理なく生きられる状態に
自然と戻っていくこと。
Resonance Lab は、
そのための声と場を
静かに提供する場所です。